Onyx BooxC67ML ファーストインプレッション [Boox C67ML]
最近、いろいろとメモを取る事が多く、メモ帳(紙)を乱用していたんですよ。でも、問題が…。消費量が多いとか、書いたメモをどのタイミングで捨てるかとか、そんなんで、悶々していると、書き散らかしたメモの紙切れが溜まる、溜まる(涙)。
メモ帳を電子化できれば、少しはこの悪い状況を改善できるのでは? そう思って、いろいろと探していて、SHARPの電子ノートWG-S20(もしくは、その前のモデル)あたりが良いかなぁ…とか思ってたんですが、実売価格が1万円近い。たかがメモ帳に1万円はちょっと高い。これが2~3千円なら高級文具くらいな感覚で「買い!」なんですけどねぇ。
じゃぁ、もうちょっと違う選択肢は無いのか? そう思って、ネット上であれこれ物色していたら、以下のサイトで奇妙なものに出会ってしまいました。
チューリップ商人のブログ
このサイトで紹介されていたんですが、Androidに電子ペーパー(E-ink)って、マジ、使い物になるの? いや、でも面白いじゃんか、そういうの(笑)。もう、興味津々。当初の目的(メモ取りたい…って話)なんか吹っ飛んでしまいまして、「それ」を買ってしまいました。
前置きが長くなってしまいましたが、E-inkを使ったAndroid端末を入手しました。中国のOnyx International社ってところからE-inkを使った端末をいろいろ出しているのですが、この秋くらいに、最新版の6インチタブレットが登場しました。
Onyx BooxC67ML
これを、日本国内で輸入して販売しているショップを発見。
SKTNETSHOP
このショップで購入。届いたものが、なかなかの曲者で、いぢり甲斐のある逸品です。
まずは、スペックのご紹介(製造ロットにより、異なるチップを使用しているかも…)。
ちなみに、外寸とディスプレイのサイスは、Kindle Paperwhite 2012とほぼ同等です。スリーブケースや画面保護シートは、Kindle Paperwhite用の物が使えます。自分のところでは、以下の物を使用してます。
Digio2 電子書籍リーダー用 スリップインケース (Kindle Paperwhite対応) ブラック TBC-KPW1203BK
Kindle Paperwhite 用 強化ガラス保護フィルム 0.4mm 硬度9H キンドル ペーパーホワイト 6インチタブレット用
SKTNETSHOPから届くものには、日本語環境で使用する場合の設定方法の説明書が付いてきます。
箱の中には、本体とUSBケーブル、品質保証書と簡単な説明書が入っています。
電源を入れる前の画面。E-inkは、電源切れていても表示が維持されるので、こういう画面になっています。
電源を入れてみます。十分に充電された状態で出荷されているので、すぐ起動できます。起動中は、こんな画面。
起動すると、こんなホーム画面になります。正真正銘、中華端末です。
この後、日本語環境の設定を説明書通りに行っておきます。
ちなみに、基本的には電子書籍リーダーっていう商品です。PDF、TXT、ZIP等の書籍データを表示できるようです。中華端末のお決まりって感じですが、Google Playストアは、入っていません。中華版Kindle Paperwhiteって感じでしょうかねぇ。Androidのアプリは、apkファイルを持ってくれはインストールできますので、このままでも、いろいろ出来そうです。でも、良くも悪くもE-inkです。白黒画面で超地味、画面の書き換えは遅いし、残像で表示が汚くなる(何度かに一度、フラッシュされて綺麗にはなるけど)し、普通にAndroid端末を期待している人は「買っちゃダメ!」でしょうね。
電池の持ちは、WiFiの通信をOFFにしておけば、1回の充電で数日は持ちます(使い方次第でしょうけど)。WiFiをONにすると数時間でバッテリーが切れるので、通信はこまめに切りましょう。
さて、これから以降、深くいぢり倒しますね。
メモ帳を電子化できれば、少しはこの悪い状況を改善できるのでは? そう思って、いろいろと探していて、SHARPの電子ノートWG-S20(もしくは、その前のモデル)あたりが良いかなぁ…とか思ってたんですが、実売価格が1万円近い。たかがメモ帳に1万円はちょっと高い。これが2~3千円なら高級文具くらいな感覚で「買い!」なんですけどねぇ。
じゃぁ、もうちょっと違う選択肢は無いのか? そう思って、ネット上であれこれ物色していたら、以下のサイトで奇妙なものに出会ってしまいました。
チューリップ商人のブログ
このサイトで紹介されていたんですが、Androidに電子ペーパー(E-ink)って、マジ、使い物になるの? いや、でも面白いじゃんか、そういうの(笑)。もう、興味津々。当初の目的(メモ取りたい…って話)なんか吹っ飛んでしまいまして、「それ」を買ってしまいました。
前置きが長くなってしまいましたが、E-inkを使ったAndroid端末を入手しました。中国のOnyx International社ってところからE-inkを使った端末をいろいろ出しているのですが、この秋くらいに、最新版の6インチタブレットが登場しました。
Onyx BooxC67ML
これを、日本国内で輸入して販売しているショップを発見。
SKTNETSHOP
このショップで購入。届いたものが、なかなかの曲者で、いぢり甲斐のある逸品です。
まずは、スペックのご紹介(製造ロットにより、異なるチップを使用しているかも…)。
型番 | C67ML |
CPU | Rockchip Dual Core RK3026 CPU (CortexA9 デュアルコア1.2GHz) |
RAM | SAMSUNG K4B4G1646Q-HYK0 (512MB DDR3L) |
FlashROM | SanDisk SDTNQFAMA-004G (32G bit Nand Flash 19nm MLC/4GB) |
ディスプレイ | 6inch Eink Pearl V220 758×1024 (212PPI) |
タッチセンサー | 静電容量方式 |
ライト | フロントライト搭載 |
WiFi | Realtek RTL8188EUS (802.11b/g/n) |
バッテリー | 1700mAh |
USB | Micro USB 2.0 |
メモリーカード | microSDHC (32GBまで) |
音声 | 3.5mmイヤフォンジャック |
OS | Android4.2.2 |
外寸 | 170×117×8.7mm |
重さ | 185g (実測) |
ちなみに、外寸とディスプレイのサイスは、Kindle Paperwhite 2012とほぼ同等です。スリーブケースや画面保護シートは、Kindle Paperwhite用の物が使えます。自分のところでは、以下の物を使用してます。
Digio2 電子書籍リーダー用 スリップインケース (Kindle Paperwhite対応) ブラック TBC-KPW1203BK
Kindle Paperwhite 用 強化ガラス保護フィルム 0.4mm 硬度9H キンドル ペーパーホワイト 6インチタブレット用
SKTNETSHOPから届くものには、日本語環境で使用する場合の設定方法の説明書が付いてきます。
箱の中には、本体とUSBケーブル、品質保証書と簡単な説明書が入っています。
電源を入れる前の画面。E-inkは、電源切れていても表示が維持されるので、こういう画面になっています。
電源を入れてみます。十分に充電された状態で出荷されているので、すぐ起動できます。起動中は、こんな画面。
起動すると、こんなホーム画面になります。正真正銘、中華端末です。
この後、日本語環境の設定を説明書通りに行っておきます。
ちなみに、基本的には電子書籍リーダーっていう商品です。PDF、TXT、ZIP等の書籍データを表示できるようです。中華端末のお決まりって感じですが、Google Playストアは、入っていません。中華版Kindle Paperwhiteって感じでしょうかねぇ。Androidのアプリは、apkファイルを持ってくれはインストールできますので、このままでも、いろいろ出来そうです。でも、良くも悪くもE-inkです。白黒画面で超地味、画面の書き換えは遅いし、残像で表示が汚くなる(何度かに一度、フラッシュされて綺麗にはなるけど)し、普通にAndroid端末を期待している人は「買っちゃダメ!」でしょうね。
電池の持ちは、WiFiの通信をOFFにしておけば、1回の充電で数日は持ちます(使い方次第でしょうけど)。WiFiをONにすると数時間でバッテリーが切れるので、通信はこまめに切りましょう。
さて、これから以降、深くいぢり倒しますね。
どうもです!
フラッシュロムはサンディスクだったのですね。
いぢり甲斐のある製品、という表現は私もそう思います。何だかミステリー小説のような魅力があってここまでブログを作る原動力になったので…。
トラックバックさせてもらいます!続きの記事を楽しみにしていますね。
by チューリップ商人 (2014-12-15 00:38)
チューリップ商人さん、いろいろお世話になりました。
使用されているICチップ類は、実機の基板を調べて書いています。
基板の写真も機会があったら公開したいんですが、うちにある安物デジカメ
だと、普通に写真撮っても、IC表面の刻印が読み取れないんです。
もうちょっとマシな撮影方法があればいいんですけど…
by SHIOYA (2014-12-15 01:10)
KZと申します。
チューリップ商人さんのブログからたどり着きました。
Google Playの導入がどうやってもうまくいかなかったので、SHIOYAさんの今後の記事を楽しみにしております!
ところで、最近出たファームウェアは試されましたか?
http://www.onyx-international.com.cn/index.php/en/support/firmware/209-firmware-for-c67ml-v1-6-5-20141104
左ボタン2秒長押しで画面リフレッシュができて微妙に便利になりました。
by KZ (2014-12-15 14:33)
KZさん、最新ファームウェアの情報、ありがとうございます。
うちのC67MLは、出荷時からV1.6.5が入っていました。
実は、さらに新しいファームウエアが出てます(OTAの配信はまだですが…)。
C67ML V1.6.6 2014-12-12_14-20 43c870a
http://pan.baidu.com/s/1kTHtBCF
これは、まだ試してないので、そのうちやってみます。
Google Playの導入の話は、もうちょっとお持ち下さい。
現状だと、検索して出てくるアプリがちょっと少ないんです(C67MLは搭載
しているセンサー類が非常に少ないので、利用できるアプリに制限が出て
ます)。これをどの程度解決するか、ちょっと悩んでいます(トラブルの出ない
程度でフルマーケット化しないとならないので…)。
by SHIOYA (2014-12-15 20:21)
貴重な情報、ありがとうございます。
V1.6.6がすでに出ていたのですね。早速帰ってから試してみます。
なるほど、C67にはそんな問題があったのですか。するとM96やT68では使えたアプリでもC67には導入できないこともありうるわけですね。。ともあれ、気長にお待ちしております。
by KZ (2014-12-15 22:28)